
4月も中旬となりましたね。なにやら気も焦りますが、マイペース、マイペースでね。
さて、深夜にお風呂に入って、読書をするのが、私のささやかな楽しみのひとつなのですが、最近のお風呂読書でノボせてしまったのは、写真家で現代美術作家・杉本博司さんが書かれた「苔のむすまで」(新潮社)。
先日、六本木ヒルズのミュージアム・ショップで購入しました。壁面に飾られた、もの憂い草食動物の写真に目が釘付けとなり、ほんとは写真がほしかったのだけれど出費ですから諦めて^^、その前にあった杉本さんの本を買ってきたのです。
杉本博司さんの存在は、わたくし、恥ずかしながら初めて知りました。私が魅せられたモノクロの動物写真は、「ジオラマシリーズ」と名づけられた1枚でした。
動物や古代人の生活を模したジオラマを、ただ撮影しただけのものなのに、その不思議な存在感、訴える何かに、たとえ難い感情がわきます。例えば私が、そこらの博物館のジオラマを撮影しても、こうはいかない(あたりまえ!!)。…その理由が、本を読んで、わかった気がしました。
骨董についても造詣の深い杉本さんの、時間についての考察、人間の存在、神仏についてのエッセイ、批評集なのですが、例えば、こんな言葉に、ハッとさせられるのです。
「シャッターを持たない人間の眼は必然的に長時間露光となる。母体から生まれ落ちて、はじめて眼を開いた時に露光は始まり、臨終の床で眼を閉じるまでが、人間の眼の1回の露光時間である。」
人間の目を写真機になぞらえて、水晶体がレンズ、網膜がフィルム、瞳が絞りと書き、「ではシャッターは眼の何にあたるのだろう」という、みずからの問いに答えた文章です。
「網膜上に倒立しながら一生を通じて映し出される虚ろな像をたよりに、人間は世界と自分との距離を測り続けるのだろう。」と、続きます。
文章とともに掲載されている写真は、「劇場シリーズ」と名づけられた、客席から映画館のスクリーンを撮影したもの。
スクリーンには、何も映っていないように見えます。ただ白い光が残るのみ。
これは、映画の始まりから終りまで、丸々1本分が上映されている間中、シャッターを押しっぱなしにして撮影したものだそうです。
確かに、映画1本分の内容が、様々な風景が、シチュエーションが、人間関係のドラマが、写りこんでいたはずなのに・・・・・・
文章のタイトルは「虚ろな像」となっています。確かに、スクリーンの中に残るのは、虚ろな白い光のラインのみ。人の一生も終わって見れば、白いラインが残るのみ? そうなのだけれど、それでいいんだと、スクリーンの白い光のラインを眺めていると、不思議と満たされた気持ちに、私はなるのです。
人生は、何もないのではなかった。いろんなことが、通り過ぎて、映しこまれて、やがてシャッターが跳ねあがるということ。
世界貿易センタービルの崩壊を目の辺りにしたところから書き始められている文章も、冷静で、示唆に富み、自然と受け入れられるものでした。作家というわけではないのに、やはり、ひとつのことを成し遂げてきた方の書く文章というのは、違うものだなぁと、くるしい快さ?のような満足感(私はこの感情がスキ)に浸って、ずいぶん、長湯してしまいました。
あら、なんだか、クドクドしてしまいましたね。さて、私のお仕事は占いです!
今週も、易タロットの3枚引きで、自分の状況、相手・周囲の状況、結果&全体運を見ていきます。先週のやり方がしっくり来たので、今週も同様に…。
今日、月曜日から日曜日までの運勢はいかがでしょうか?
*知能線の9パターン別に書いていますので、自分のパターンがわからない人は、手相・知能線のページで調べて下さい。下の[知能線]ボタン↓からどうぞ。 左右の知能線の形が違う人は、きき手をメインにみてください。きき手でない手は補足的に参照を。
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今週は「風天小畜」が何度も出ました。私こそが、ちょいと足踏みモードなのかもしれません。足止めされている間に、資料作りなどしておかないとネ^^
寒暖の差が激しいです。この時期、風邪をひかないように。今週も、まだまだあたたかくして、心もあたたかくして、懐あたたかくして…。
ひとはひと、自分は自分、仲良くしてね。また来週☆☆☆ by emi-ka








