手のひらを巡る
メッセージ

2008.7.13

愛憎裏表

結婚線は、小指のすぐ下に横に伸びている線。

まっすぐに、下がらず、変形せず、1本、横へすっきり伸びているのが理想形。

最近では、両手とも1本だけという人は珍しく、2本か3本出ている人のほうが多いのです。複数回の結婚、離婚が珍しくない現代の様相を反映しています。

この結婚線が、イラストのように、感情線(小指の下から人差し指の方向へ伸びる線)のほうへ、下降してしまっている人がいます。

これは、手相の基本では、「パートナーへの愛情が冷めている」相であり、「別居、離婚へのプロローグ」と、みるわけですが、たくさんの人を見ておりますと、こういう下がった結婚線の持主は、案外、離婚していません。

あきらめている、というか…。

「愛憎裏表」と言いますから、あきらめてしまうと、「こんなやつとは別れてやる!」という激しい執着も出づらいようです。
だいたい、愛情の濃いタイプの方は、線が下がりません。

線が下がっている人は、たとえば相手の浮気が発覚してもあまり騒がないです。
やっぱりね、という感じでしょうか。
結婚相手へ費やすエネルギー自体が乏しいのですから、「この人とはずっと一緒にいられないかも」「離婚するかも」と考えてはいても、話はなかなか進まないです。そのまま、同居人的になっていくこともあります。

それに比べて、横へまっすぐに伸びた理想的な結婚線でも、あまり濃いようだと、パートナーの裏切りは絶対に許せません。
相手への執着心、パートナーシップに対するエネルギーが強いからでしょう。

結婚をまだしていないのに、結婚線が下がってきているとしたら、それは、あなたの結婚生活に対する考え方を、線が反映していると受け取ってください。

手相、変えられますよ。

と、こんなふうに、折々に、手相を見るのにちょこっと役に立つようなことを書いていければなと思っています。

手相教室の受講生ならすでに知っていることも書きますが、時間がたつと、忘れている人もいるようです。復習と思って読んでもらえるとうれしいです。

今週も暑そう。元気を出していきましょうネ。
by emi-ka

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