手のひらを巡る
メッセージ

2008.7.27

あの世との距離

お盆。敗戦。亡くなった人の気配にも近くなる、シーズン。

無念であっただろう人たちの最期を思い、生きていることの奇跡に気付きます。
人はみな死ぬ。死ぬまで生きねば。あたりまえのことを、ありがたいことに暑さでふやけぎみの頭では深刻になりすぎず考えられる日曜の昼下がり。
にぎやかな生徒さんたちが気配だけ残して去り、オフィスはシーンとしています。この感じが、好き♪

さて、今回は、手首の中央部分「地丘(ちきゅう)」から伸びている線について。

これは何?

「生命線の補助線」であり、イラストの太い短い線がもう少し中指のほうへ向かって伸びれば「運命線」ともみれる線です。

どっちでもいいんです。

そんなおおざっぱなことを言うから、わたし、いけないのかもしれませんケド。
手の印が知らせているメッセージの意味合いをとらえることが、手相鑑定を楽しむ秘訣です。

ポイントは「地丘」。手首の中央部分。丘と言っても、たいして膨らんでいません。(「丘」はエリアとしてとらえます)。

地丘は、先祖の住まう「あの世」を象徴する丘。理屈ではない世界のエネルギーをたくわえており、わたしたちの運命の出発点です。

ですので、上のイラストは、手首まで到達していない生命線の弱さ(こういう人は持病が出やすい。体力のある働き者ほど注意)を、ご先祖があの世からフォローしてくれているかたち。
この人は妙な運強さを持っており、精神的にも強いので、養生を心掛ければ長生きします。

また、このように、知丘から上昇する線の持ち主は、霊感や洞察力が鋭い。

霊感の強い人が持つといわれる「神秘十字線」が刻まれていなくても、見えないものが「見える」(過去に「見えた」)という人が多いものです。

元気で長寿の人が多い生命線のかたちも、地丘がらみでとらえると納得できると思います。

つまり、生命線が大きく張り出して、地丘を通過し、くるりと手の甲のほうまで巻き込んで伸びる人は、あの世の助けも燃料として生命エネルギーをためこみ燃やし続けるタイプ。

・・・ぢっと手を見る。

手相は、変えられます^^

いよいよ8月へ。そろそろ暑さにも慣れてくるころでしょうか。
お体大切にして、愉しい夏を過ごしましょうネ。
by emi-ka

一覧へ戻る

Copyright Hito emika office. all rights reserved.