＜反抗線＞

お次は、反抗線クン。
感情線の下に真横に伸びる短めの線。自己主張の強さを表します。人からあれこれ干渉されたり束縛されることが嫌いなので、上司や先生からは反抗的に見えて扱いづらい面があるということ。

実際、外見が穏やかそうに見えても、反抗線の持ち主の心は熱いのです。けれど、人に逆らうことが特徴なのではなく、自分がやると決めたことには大変我慢強く取り組めるというのが反抗線。仕事熱心な人が多いのです。

意義ある仕事と思えば、反抗線の持ち主は力を発揮するはず。具体的な達成目標をしっかりたてると、光る人です。また、この人の光を出せるかどうか、使う側の度量もためされると言えるでしょうね。

＜極端に下降した知能線＞

続いては、極端に下降した知能線。
手首に近づくほど長く下降すると、くよくよ人間になりやすい。想像力が旺盛な余下降した知能線り、いったんマイナス思考のスイッチが入ると、先々のことまで心配して、思いつめてしまいがち。気持ちの切り替えも下手なタイプです。

人間関係や効率的作業は、不得意分野。現実的に問題を解決する力に乏しいのですが、一方で、得意分野は、職人的な作業（没頭力）と、空想力（妄想力）です。
現実世界のしがらみから解き放たれて自由に想像力を発揮しはじめれば、普通の人では思い浮かばないようなアイデアやイメージが沸いてきます。直感も光ることでしょう。そうして人を楽しませることもできる人。

この人が光るために、多少の現実逃避はOK、でも悩みは「悩んでも解決しない」と切りあげる癖をつけることをおすすめします。心配事は、現実的な人に相談しましょう。

＜複雑に入り組んだ結婚線＞

それから、複雑に入り組んだ結婚線。
下降したり枝分かれしたりシマが出ていたり、結婚線が乱れているケースです。一般には、「結婚運が悪い」と片付けられてしまう、このタイプの光とは？

複雑な結婚線の持ち主は、ほかの線も比較的はっきりと刻まれていることが多く、個性的な人と言えます。結婚生活よりも、仕事やライフワークなど自分が中心となって取り組むことのほうが得意分野。
ですから、型通りの結婚にこだわらず、友達夫婦のような関係だとうまくいきます。相手も、自分と似た結婚観であれば幸せです。

「この人こそ運命の人」と、ビビっと感じにくいので、婚期の遅れる人も多いのですが、自分の個性をわかってくれる相手なら好相性ですから、ユニーク夫婦を積極的にめざしましょ。

＜財運線がまったくない＞

ラストは、財運線がまったくないというタイプ。
財運線とは、小指の付け根に縦に伸びる線のことを指し、表れている場所や形によって、金運の傾向を見ます。この財運線が、まったく出ていない人がいます。

お金をやりくりする能力や運勢を表す財運線がないので、「お金に縁がない」とされがちですが、そうとも限らない。
実際、多くの人の手を見ていると、かなり貯蓄している方も珍しくなく。余裕があるので、お金のやりくりに頭を悩ます必要がないということなのでしょう。家計は奥さんに任せっきりという男性には財運線がないことも多いです。

お金への執着心が薄く、薄いがゆえに物欲も強くなく、使わないから貯まるという仕組み。このタイプは、そのままいってください(＾＾)
注意すべきは、大金を持ち歩かないこと。執着がないので、なければないなりに暮らしますが、あればなんとなく出してしまうことがあるからです。浪費家の人にたかられないよう注意^^;